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January 27 モテたい理由 男の受難・女の業/赤坂真理これは評論と思わないほうがいい。 一人の抑圧された女性の怒りの発露である。 自分をがんじがらめに抑えつけ、苦しめてきた、彼女の言うところの「恋愛資本主義」を形成してきた戦後の男性資本主義社会への怒りである。 当初客観的な評論と思い読み初めていたのだが、そのあまりにも主観的で部分断定的な論理に違和感を持ち始め、最後のほう 筆者が自分を語るあたりで納得。 これは彼女のこの社会に対して持っている違和感から来る、彼女の個人的考察が核となっているのだ。 「モテ」が資本主義による、とくに女性の一大消費テ-マとされ、そのために生き難くなっている女性の一人の叫びにも近い声である。 ただし、必ずしもその怒りと叫びは彼女だけのものではない。 私も含めた多くの女性が持っている感情でもある。 多くの女性誌は「モテ」道を指南し、そのための必要アイテムを提示し、その消費を鼓舞すべく旗を振る。 その中から生まれてきたモテ道のアイコンが「えびちゃん」であり、それを支持する「えびちゃんOL」である。 彼女達の望みは「えびちゃん」という非の打ち所のないルックスに出来るだけ近づいた上での一発逆転・・・モテのゴ-ル・「結婚」である。 そのためには恋人の親友ですら誘惑する。 何のために? 嫉妬から結婚に持ち込むために。 自分の力で男社会の扉をこじ開けるなんて非効率的でハ-ドルの高い関門を避けた彼女達は、出来るだけ経済力とコミュニケーション能力の高い男をゲットするために装う。 えびちゃんのように。 そしてそれまで「モテ」道を排除してきた高キャリアタ-ゲット誌はリニューアルに際して「モテ」のさらに先を行く。 それは「結婚」ですらない。 「妊娠」すなわち「子供を得る」ことである。 男はここでは「モテ」のために気を引く相手ですらなく すでにただの「種馬」でしかない。 女性誌ウォッチャ-である筆者はこの不可思議な世界に女性の狂気に近い脅迫観念を感じる。 その狂気に欝になりつつもこの本を書き上げたらしい。 ・・・その狂気、私も感じる。 むしろ煽ってる側にいたし。 だからもう疲れたのだ。 確かにえびちゃんが大きなカットで着た洋服は通常の10-20倍は売れた。 みんな恐れていたのだ、自分が売れ残ることを。 それを煽り商売にしたのが彼女の言う、「恋愛資本主義」である。 客観性と論理性にはおおいに欠けるが 渦中にあるものには面白く興味深い。 December 08 働くひとのためのキャリア・デザイン/金井壽宏/PHP新書この絶望期に藁にもすがる思いで買った本。 世界的には経営学の中にキャリアの研究が学問としてあるそうです。 いわゆるマニュアル本ではなく、そのキャリア学をわかりやすくかいつまんで転機を迎える人たちに役立ててもらおう という本。 転機を迎える・・・マネージャーになることになったミドルとか転職・就職に臨む人達ね。 年中キャリアについて考えているのはよろしくないが、そういう転機を迎えたときこそ自分で自分のキャリアをデザインすべきで、 そこさえきちんとしていれば後はドリフトしてても大丈夫。 流されるままに流されて気がつけば最初の意図と違うところに流れ着いた ということのないように。 ただしそれは偶然の恩恵(セレンディピティ)を否定するものではなくって、それをうまく取り込むためにも節目のキャリア・デザインを大切に。 エドガー・シャインの三つの問い ・自分は何が得意か ・自分はいったい何をやりたいのか ・どのようなことをやっている自分なら、意味を感じ、社会に役立っていると実感できるのか ということを問い直すことがその転機にあたってのキャリアデザインのベースになる と書いてあります。 あとは転機を迎えたときにあせって次に進もうとせず、立ち止まって見直すことをしないとどこにたどり着くかわからないよ と書いてある。 (そうか、だから私いつまでも考えてなきゃいけないのか) そしてとても重要なことはいつでも夢を持つこと。 夢とは現実不可能なことではなくて自己成就的予言。 著者は良い例ではないと書いているが、 たとえ宝くじを当てたいという夢(?)だって まずくじを買わなければかなわない。 "First, you have to buy a ticket!" 私のように迷路に入り込んだ人間には、少し光明が見える一冊。 初版は結構前だが、内容は普遍的だと思う。 November 23 東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ気持ちのよい失業三日目の朝、失業後初めて読んだ本。 ベストセラーでタイトルくらいは知っていたが、そもそも上野千鶴子が何者かよくわかってなかったので・・・ なんだか元気が出てくるお勉強についてのエッセイ。 私もケンカを学んで気に入らない上司とかをもてあそぶ技術が欲しいわ。 “とどめを刺してはいけません、あなたは相手をもてあそぶ方法を覚えてかえりなさい” いつになっても学ぶこと、考えることを止めてしまってはいけない。 知が私たちを自由にしてくれる。 September 01 カ-ク/スポック論図書館でちょっと衝撃的なタイトルを目にして手にとる。 ”女だけが楽しむ「ポルノ」の秘密” 何それ? 図書館にある本だし、翻訳は動物行動学の竹内久美子。 学術的には問題がある という人もいたが、人間や動物の行動について面白おかしく解説した本を書く人だ。 この本はスラッシュ小説の研究について書いた本。 スラッシュ小説というのは主にアメリカ等で書かれている、テレビドラマや小説の”男性”登場人物等を使った、恋愛小説のことだ。 タイトルに使ったスタートレックの二人が代表的なカップルらしい。 ・・・・・あれ。 これって確か日本にも同じようなものありましたよね。 古くは「やおい」、新しければ「BLモノ」? 海外にもあったんだ! 日本では最近、コミックや小説で堂々と棚が出来てて・・・ 恥ずかしいよね、この棚。 男性向けポルノコ-ナ-と同様に。 好きな作家がこのジャンルも描いている。 私には男性向けポルノ同様性描写のみを目的として描いてるとしか思えず、しかも男性同士、不可解。 気分の良いものではない。 今までの私の仮説。 要は女性もポルノが読みたい。 だけど従来の男性/女性モノだとどうしても女性は「受け」で「被害者」で、支配する側になれない。 その女性達の無意識の願望が(仕返しのイミも含めて)男性同士の形をとって現れたのがこのジャンル? 著者の二人の学者の分析は女性が配偶者を選ぶ、遺伝的適応の歴史から始まる。 どういう環境下で女性が配偶者を選んできたか。 どういう規準で配偶者を選ぶのが正しかったか。 結果、どういった恋愛を理想とするようになったか。 その答えがロマンス小説だという。 ロマンス小説の一番代表的なストーリーは、「ヒロインがたくましく魅力的な男性と、苦難を乗り越えて結ばれ幸せを手に入れる」である。 たくましい(遺伝サバイバルに勝ち残る確率の高そうな)男性と、苦難を乗り越え(簡単には離れない強い絆で結ばれ)、最愛の女性として(生活の心配や扶養の不安ない唯一の配偶者として)幸福を手に入れる。 女性が理想としているのはそういう恋愛で、だからそれを描いたロマンス小説が支持されるのだと。 そして何を隠そう、スラッシュ小説はこのロマンス小説の最たる形である と結論づけている。 男性同士という激しい葛藤を乗り越え結ばれたカップル。 それは最高の絆であるはず。 しかも異性ではなく同性であるため、性的魅力が衰えてもその絆が弱まることはない。 ・・・ということだそうである。 ちなみにこの本では一例として日本のコミックも紹介している。 (「絶愛」と「エロイカより愛をこめて」笑) この説が当たっているかどうかはわからないけど、納得出来る要素がある。 ちなみに訳者の竹内久美子はスラッシュ小説が広まったのが70年代ということから、ウ-マンリブ運動との関連を匂わせている。 何故かというと、スラッシュ小説を好む女性は子供の頃はおてんばで、男性とも対等を求める傾向にあると。 ・・・だとすると私もその中に入りそうなものだが。 保守的だからかな? ちなみに竹内久美子もその条件に該当するらしく、資料として集めた日本のスラッシュコミック・・・ボ-イズラブ本を読んでみようと思う、とコメントしている。 はたして京大出のインテリ研究者が”腐女子”となったかどうか。 興味深い。 November 13 7つの習慣今週末は首都圏大変いい天気。
布団も干したし洗濯もしっかりしたし、掃除もいつもより念入りにした。
しかも今週末は何も用事がないのである。
最近北斎展も観たし映画も観たし、運動もしっかりやったし、「何かやらなきゃ」の焦りは無い。
ではじっくり取り組むべき問題に取り組むべし。
ブックオフで100円になっている本の中から掘り出し物を探すのが好きである。
が、先日読んだ自己啓発本で盛んに取り上げられていたのがこの「7つの習慣」。
生憎100円ではなかったが近所のブックオフにあったので購入してじっくり読むことにする。
実は2日間かけて読んでいたが、途中色々やっていたのとじっくり読んでいたのでまだ読了していない。
すでに自分のパラダイムに関する色々な問題点がこれでもか!ってぐらい出てきて考え込んでしまうこと多々。
「パラダイム」という言葉も今回始めて意味がちゃんとわかったかな。
ものの観方や考え方のことなのね。
今まで人のせいにしていた人間関係の問題点が自分の中にある。
それが明確に理解できてしまったぞ。
このパラダイム変更とここにある「7つの習慣」を身に付けるのには果たして30代終了ぐらいまでに出来るだろうか。
でも取り組まないでいつまでも環境や人のせいにしているよりは取り組んで一歩ずつでも大人になったほうがいい。
とりあえず、明日からちゃんと人と向き合おう。
まずは読み終わって、自分のミッション・ステートメントを作るかな。
July 10 コミックバトン?こたつねこさんのブログのコミックバトン、後を続けてみようと思います。
(ブログのチェーンメールのようなものだそうです)
マンガ「結構読んでそう」というコメントでしたが、
はい、結構読んでます。
最近は新規開拓が少なくなったので読む量が減りましたが、学生時代はどっぷりと少女漫画中心に読んでました。
我が家に来るともっぱらマンガを読んで帰っていく友人もいるくらいで・・・
Q1:マンガ・文庫を何冊もっていますか?
実家に本棚1つ分置いてきたのでわかりませんが・・・おそらく1000冊弱
Q2:一番始めに「おもしろい!」と思ったマンガ・文庫は何ですか?
小学校3年生のときに近所のお姉さん家で読んだ「ベルサイユのばら」
私のヨーロッパ好き・歴史大河もの好きはここから来ていると思われます。
Q3:最後に買ったマンガ・文庫は何ですか?
古本屋で「天馬の血族」1巻/竹宮恵子
新刊だと「プーねこ」/北道正幸・・・ネコ好きな方には特にオススメ
Q4:今までに読んだマンガ・文庫の中で「これこそは!」と思ったベスト5は?
5冊だけ?・・・確かに厳しい。
自分の人生に少なからず影響を与えたと思われる5冊で。
① パームシリーズ⑧ 星の歴史Ⅰ/獣木野生(旧:伸たまき)
シリーズの主人公、ジェームス/カーターではなく、脇役の黒人青年ボアズが主人公の巻。
クズだクズだと言われ続けた彼が、理解者を得て初めて自分の価値を見出すところが思春期の自分に響いた。名作。
② トーマの心臓/萩尾望都
もう少し多感な時期に読んでいたらうっかりクリスチャンになってしまったかもしれない。
留学時にも上記①とともに持っていきました。
心のバイブル。
③ エロイカより愛をこめてシリーズ/青池保子
国際関係学的なものに興味を持ったのはこのシリーズの影響大。巻は選べませんでした。
確かミュンヘンの公園で、コミックの裏表紙に出てくるチェス盤を発見したときは感動。
④ セクシーボイスアンドロボ/黒田硫黄
知人にご縁のある方、ということもあって黒田氏の作品はデビューから読んでます。
その力の抜け加減からインテリニートのサブカル代表みたいに言われているけれど、本質はそれだけではない。
ということで「茄子」も好きだけど、頑張る少女が主人公の「セクシーボイス」で。
⑤ 愛すべき娘たち/よしながふみ
最近読んだ中で一番のヒット。
団塊ジュニアの悩める女性達へ。
友人にも勧めまくってます。
その他・・・川原泉全作品、リアル/井上雄彦、ムーンライティングシリーズ、ジョジョの奇妙な冒険、ベルサイユのばら、etc.・・・
Q5:バトンを渡す5名は?
ブログ友達が少ないので難しい・・・
aさん、
観自在さん、
えいじさん、
遠方の友さん、
Rayさん、
もしマンガ好きで、書きたいものがあったら続けてください。
流石にコミックコーナーをうろつくのが恥ずかしい歳になりましたが、面白いものがありましたらぜひ教えていただきたいです。
新規開拓。
July 05 「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」電車の車内広告の“目からウロコ”にひかれて購入。 会計の考え方についてのわかりやすい解説入門書。 職業訓練校でキソのキソぐらいを教わっていたので、目からウロコ程ではなかったが、面白くわかりやすい。 会計に必要なのは数字に強いことではなくて、数字を見るセンスだそうな。 日々のやりくりに四苦八苦してますが、こんな風にマクロで考えられるといいな。 ちなみに「いったい誰がさおだけ屋からさおだけを買うんだ?」という疑問が冒頭に提示されてますが、私は買ったことがあります。 February 21 ミリオネーゼの手帳術/佐々木かをり著この本での注目点 ・自分がやると決めたこと・・・週一ジムに通うなどは、決めた時点で1年間の予定を決め手帳に書き込む ・いつでも出来ることも具体的に日時・時間を決め確保することで必ず出来ることに確定させる ・相手からの信頼を得るために「自分で約束をつくり、その約束を守ること」 ・1週間を5日と考えるのは危険。1日分はクッションとして確保する |
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