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06 noviembre 北斎漫画行ってきました、北斎展!
行きたい行きたいと思いつつ、何となく先延ばしにしてしまってたんですがようやく観てきました。
今回の展示内容すごいです。
海外流出の作品も大量にそろえてあります。
富嶽三十六景なんかも初版とそれ以外を比べて解説展示などしてある力の入れよう。
明治政府のお抱え画家だったキオッソーネなんかが国外に持っていっちゃった作品も沢山展示してあります。
混み具合は土曜日の割には根性入れれば しっかり1点1点見れるぐらい。
会期が長いお陰かな?
但し展示内容前半後半かなり変わるようですのでご注意を。
北斎といえば富嶽三十六景が特に有名ですが、今回は版画に限らず初期のものから「画狂老人」と称した晩年の肉筆画まで年代毎に幅広く展示してあります。
弟子入りしたてのカターイ線の版画から段々自由になっていく線、中国や西洋の技法まで取り入れようとした墨絵や西洋画風のタッチ、年を取るほど自由になっていく様がよく見て取れます。
しっかし、本当にこの人 絵を描くのが好きだったんですね。
もう画壇にしっかりした地位を築いた後も他の絵師のためのお絵かき教本とか作っている。
他の絵師としては余計なお世話だと思うけれど、(だって技というのはこっそり盗むものですよ)
本当に絵を描くのが好きだったんだなーというのがよくわかる。
観てて面白いし気持ちいいほどです。
この頃の絵師というのは画家というよりイラストレーターですね。
そして北斎はイラストレーターとして成功した後も従来の規定の表現枠を広げつつ絵を描きつづけている。
かといって従来の枠組みを壊したり否定するわけではない。
それこそが彼がその時代に評価され続けた理由でしょう。
それに北斎が活躍した時期というのはほんの150年から200年前ごろ。
感覚が私達に近いのも当然。
そして彼が挿絵をつけた本を見ていると現在の漫画と通ずる表現が沢山ある。見開きのベタフラとか(笑)
というか、日本の線描文化は浮世絵から漫画まで連綿と続いているんだなぁ と。
日本人が三次元表現よりも二次元表現の方が得意なのは当然・・・遺伝子ですね。
大量の北斎作品を一堂に観られる良い機会です。
興味のある方は是非。
ちゃんと観ると3時間ぐらいはかかります。
おまけに質の高い作品と正面から向き合うというのは莫大なエネルギーの消費を伴います。
御覚悟の上お出かけを。
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